小野哲平 陶展 写真について
4/22(土)から開催の「小野哲平 陶展 Teppei Ono ceramic exhibition」のメインビジュアルは、香川で活動を続ける写真家の宮脇慎太郎さんにお願いしました。
柔らかな光を内包する、宮脇さんならではの視点で切り取った、小野さんとその工房の写真をご紹介します。
澄み渡った青空と菜の花が美しい3月。
撮影は小野哲平さんの工房で、窯焚きの日程に合わせて行いました。
まだ肌寒い山のてっぺんでは、窯焚きの炎が暖かく感じます。薪をくべる様子は豪快に見えますが、実際には温度の管理など、繊細で地道な作業の連続です。穏やな時間が流れつつも、どこかピリッとした緊張感があります。宮脇さんの写真からは、そんな空気感が直に伝わってきます。
小野哲平展では、この窯焚きの際の作品が多数出品されます。
ぜひ手に取って、お選びください。
皆様のお越しをお待ちしております。
宮脇慎太郎(みやわき・しんたろう)
写真家。瀬戸内国際芸術祭公式カメラマン、専門学校穴吹デザインカレッジ講師。1981年、香川県高松市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、六本木スタジオなどを経て独立。大学在学時より国内外への旅を繰り返し、日本列島では聖地と呼ばれる様々な場所を巡礼。2008 年、東京から高松に活動の拠点を移す。2020年、香川県文化芸術新人賞を受賞。写真集に『霧の子供たち』(サウダージ・ブックス、2019年)ほか。
※小野さんの工房への、一般の方の出入りはご遠慮ください。
小野哲平 陶展
Teppei Ono ceramic exhibition
2023年4月22日(土)〜5月7日(日)
11:00〜19:00
まちのシューレ963 ギャラリー