ちくちくワークショップ 「わたしのおさいほう箱をつくる。」を開催しました
3月17日(金)、3月18日(土)の両日、ちくちくワークショップ「わたしのおさいほう箱をつくる。」を開催いたしました。両日とも満席で北は関東、南は沖縄まで、日本各地からご参加いただきました。一昨年の企画展の際は、コロナ蔓延のためワークショップを中止したので、開催ができてユミさんも私たちも本当に嬉しく、ほっとしました。
今回のワークショップでは、おさいほう箱袋・針山・ゆびぬきを、ユミさんとおしゃべりしながらちくちくして、おさいほう箱セットをつくりました。できあがったさいほう道具は、トラネコボンボンの琺瑯のおべんとう箱に入れます。箱の中には、ユミさんがつくって、パートナーの陶芸家・小野哲平さんの窯で焼いた陶製のボタンも入っています。
袋の土台や、針山、指ぬきの生地や柄は一つ一つ異なるので、みなさんは悩みながら選んだり、刺し子の糸の色を考えたりされていました。
みなさんがちくちくしている間に、ユミさんからは最近出た書籍の話や、普段の暮らしのこと、ちくちくツアーのことなどお話しをしていただき、その後、参加してくださったみなさんの自己紹介とユミさんとのやりとりがありました。香川県以外からの参加が半数以上だったので、遠い所の方が出てくるたびに「おお〜!」と盛り上がる様子が微笑ましかったです。
途中休憩の際は、ユミさんがお住まいの高知にあるパン菓子店の「mongo mongo」さんのレモンとホワイトチョコのケーキをお出ししました。とても素敵なお店で、イートインもできるので、高知にお出かけの際は、ぜひ訪れてみてください。
ワークショップでつくったようなさいほう道具箱は、今回の企画展会場でも販売もしています。こちらは、昔懐かしいアルマイトのおべんとう箱に、ユミさんがセレクトした生地の針山や陶製のボタン、糸巻きなども入っています。ぜひ会場でご覧ください。
早川ユミ「種みたいに土を着る、土着のアナキズム展」は3月29日までの開催です。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。