Hibinokoto 日々のこと

「kittと福田利之」kittについて

12/21(土)より「kittと福田利之」が大ギャラリーではじまっています。
ウェアとイラストレーション2組の、異色のコラボレーションが実現しました。今回は「kitt(キット)」についてご紹介したいと思います。

「kitt(キット)」は50年以上にわたり丸編み製造を続ける、和歌山の「大営メリヤス」のファクトリーブランドです。高級メゾンなどの生地を長らく製造してきた同社が、有田安弘氏をディレクターに迎え、職人たちが培ってきた知恵と技術から生まれた、日々に寄り添うプロダクトをつくっています。

シューレでは、同じ有田さんディレクションの「IITO(イイト)」という名前で2021年と2022年にPOP UPをしています。残念ながらIITOは終了してしまいましたが、中でも人気だったスウェットの生地メーカーによって、名前を新たに昨年復活したのが、このkittなのです。すでにまちのシューレKOBEでは昨年末から販売を開始し、全国からの問い合わせも殺到しています。

今回販売するのは、IITO時代から人気の高い、驚くほどふっくらと柔らかくて軽いスウェット生地を使ったパーカー、プルオーバー、パンツなどのkitt定番シリーズ。
綿100%のオリジナル裏毛で、ふわふわの手触りでありながら、伸びても元に戻る「キックバック」の強さが特徴です。ハンガーにかけても伸びたりせず、肩もシルエットが崩れません。

新しく仲間入りしたカーディガンは、着物の羽織のような形で男女兼用。身長が高い方が着るとカーディガンに、小柄な方が着るとローブのようなシルエットです。
色もオートミール、杢グレー、ブラックの定番3色に加え、すでに全国で売り切れ中だった新色「杢チャコール」も並んでいます。
このほかにも、スペイン産のピマコットンを使用し、極上の肌触りに仕上がった高品質なカットソーなど、kittフルラインナップを紹介しています。

また、ベビー服と子供服の専門メーカー「Chéne(シェヌ)」とコラボした、Kids/Ladies商品もございます。Chéneは60年以上続く子供服・ベビー服のブランドで、丁寧な縫製と環境配慮にこだわり、国内の自社工場で生産しています。実はkittの縫製は、青森県内にある同社の工場に依頼されています。長年ベビーや子供服の縫製で鍛えられてきた工場ならではの技術で、縫製の難しいkittの柔らかい生地を繊細かつ丈夫なウェアにしているのです。
今回は、親子お揃いで着られる、Ladiesのカーディガンもご用意しています。極上の手触りのkitt生地と、Chéneの縫製技術が合わさった服を、ぜひ会場で手に取ってみてください。

kittは1年頑張った自分へのご褒美としても、また帰省シーズンの今、プレゼントやお祝いごとにも最適です。年末年始をぜひ、kittの極上の手触りで、お過ごしください。




kittと福田利之
2024.12.21 sat – 2025.1.5 sun
1/1(水)は定休日
営業時間:11:00~19:00 
※12/31火・1/2木・1/3金は17:00閉店
まちのシューレ963ギャラリー