Hibinokoto 日々のこと

お正月飾りの紹介です

こんにちは。ギャラリースタッフです。毎年恒例の「干支もの」「わら細工」などが揃いましたので、ご紹介させていただきます。

まずは、新たにお取り扱いさせていだくことになりました「綯屋-Naiya-」さんの干支藁「巳」です。綯屋さんは、普段は様々な用途の箒をつくられています。基本的には農薬を使わず、箒モロコシの栽培から製作までお一人で行っており、そして毎年この時期に、干支藁をつくっていらっしゃいます。たわわに実った稲穂を纏ったその姿は、凛々しくもあり愛嬌もたっぷりです。

干支藁は、いつも置き型をイメージして作られているそうですが、正月のしめ縄は「蛇縄」とも言われているため、今年の干支藁は、針や画鋲にひっかけて壁に飾っても良さそうです。ひとつひとつ姿が違いますので、どうぞお好きな蛇をお選びください。(2種ともに 税込 2,970円)

続いて、こちらも今年初めてご紹介させていただく藁細工です。秋田県由利本荘市でしめ縄飾りをされている、武田謙一さんの干支飾りです。武田謙一さんは農家に生まれ、小さな頃から米俵作りを手伝うなど、藁に親しんで育ちました。
その後、専業農家から兼業農家になり、近年は藁細工から遠ざかっていましたが、努めていた会社を退職後、本格的に藁細工を再開しました。藁は、長いお付き合いの農家さんが注連飾り用に青刈り(稲穂が育ち過ぎる前の青々とした状態で刈ること)したものを使用しており、藁細工のノウハウは殆ど独学。小さな頃の微かな記憶はあるものの、3年前に本腰を上げてから、本や資料で見識を深めてきたそうです。

武田の藁細工は「置き型」と「吊り型」の2種ございます。しっぽの藁はそのまま靡かせ、おおらかな手仕事のあたたかさを感じられる藁細工です。(置き型 税込 2,970円、吊り型 税込 2,300円)

続いて、シューレでもおなじみになりました、高松市のフラワーショップ「KIKI-YARD yard」さんのオリジナルのしめ縄飾りです。シューレでは長らく、店内のお花をKIKIさんで選ばせていただいており、そのご縁で、この時期KIKIさんでオリジナルで作られているしめ縄飾りを、シューレでも少しご紹介させていただいております。洋風にも和風にもお楽しみいただけるシンプルで飽きのこないデザインで、毎年ご好評いただいております。クリスマスからお正月、その後も一年楽しめます。ひとつひとつ違いますので、ぜひお気に入りをみつけてくださいね。

そして、来年の干支は「巳」ですね。蛇は、古来より「豊穣」や「金運」を司る神様として祀られていたり、脱皮し強く生まれ変わる姿から「再生や永遠」「再生と変化」「不老長寿」を意味するといわれています。

今年も全国各地の郷土玩具の作り手より、さまざまな干支飾りを届けていただきました。個性あふれる蛇をぜひお楽しみください。

お正月にちなんだ、アイテムはこのほかにもまだまだございます。

すべてラッピングを承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。ぜひ新年のご挨拶の贈り物にいかがでしょうか。

*まちのシューレ963 web store からも一部の商品をご購入いただけます
https://store.schule.jp/