座談会「輪島のこと、うるしのこと。」を開催しました
9月14日(土)の夕方、浅野絵莉 山田果林 うるし二人展の関連イベント
座談会「輪島のこと、うるしのこと。」を開催しました。
今回は、浅野さん山田さんの共通の知り合いである、篠原今日子さんをお迎えし、3人でのお話会でした。篠原さんは、香川漆芸研究所を出られたのちに、石川県漆芸技術研修所専修科を卒業され、輪島で漆を続けられています。
企画展の打ち合わせの時に、浅野さん、山田さんから、輪島の現状を伝えれる場を設けたいと相談があり、座談会を開催することになりました。
座談会には想像以上にたくさんの方がお越しくださいました。
そして、篠原さんが事前にご用意してくださった輪島の震災前と震災後の写真をみながら、いろいろとお話をお伺いしました。「もう大丈夫でしょと思われることもあるけど、全然まだこの状態のままです」と、これまでニュースで見ていた現状がやはり現実なのだと、篠原さんの話を聞きながら考えさせられるものがありました。その他に、香川漆器と輪島漆器の成り立ちの違いや、お互いの漆のことを等身大でお話くださり、とても良い時間となりました。
座談会が終了した後には、本屋ルヌガンガさんの選書コーナーで、能登関連の本を手にとられる方や、「ノトアリテ」もこの日に全て配布となり、みなさんで座談会の余韻に浸りながら閉店を迎えました。
ご参加いただきましたみなさま、篠原さん、浅野さん、山田さん
素敵なトークイベントをありがとうございました。